りんぶろぐ

理想論を振りかざすが現実との乖離に苛まれていた元浪人。

不合格体験記

関東のまあ一応、進学校と呼べる程度の実績はある高校に通っていまして、浪人しました。
というわけで、少し受験に関してお話したいなあと。

あまりに広い電子の海からこの場所へたどり着く人がいるかは知りませんが、もし、訪れる人がいたならば多少の参考程度にはなってほしいものです。私と同じ失敗はしてほしくない。

では本題。現役時について。

まず、なぜ落ちたか。
第1には努力の不足でしょう。
私は理系で物理と化学を選択していました。(社会については不合格体験記2 - りんぶろぐの後半で触れます)
センターでは思うように点が取れず志望校もダダ下げ。記述の方がセンターよりは得意と思っていたため、二次試験で勝負に出ましたが轟沈。

ここに至る経緯を少しだけ。
高2の夏休みにそりなりに勉強して、明けた秋の駿台模試で偏差値が20くらい上がって東大A判定(学部による)が出たんですね。ここまではよかった。
夏休みが明けたせいで勉強のペースが崩れ、あまり勉強しなくなった。定期テストの勉強もサボりはじめて基礎も身につかない。さらに、物理のレポートが課題としてあり、あまりの量から鬱(と言ってよいであろう状態)になりまして、見事に冬の模試では偏差値が20くらい下がりました。
3年に上がってからも勉強しない状態が続いて、そのまま……という感じです。

どうすれば合格出来たのでしょうね。

簡単に言えば勉強することですが、言うは易く行うは難しとはまさにこの事だと思います。
普通の受験生なら勉強するはずでしょう。しかし自分は“普通の”受験生ではなかった。
否、現実から目を背け続けた結果である。
やらなければならないことは、やらなければならない。自分の意思とは関係なく。
「やろう」とは思っても“やらなかった”、自分の責任。

2つ目は、運が悪かった。
良かったら受かったかといえばそのレベルにはなかった(成績開示より)ので、負け惜しみと言われればそれまでですが。
物理の力学の問題で、これは絶対解けると思ったんですね。そしたら(1)から解けない。なんじゃこりゃ。まあ他の問題は上述の通り実力不足のせいでした。
こんなエピソードはどうでもよくて、何が言いたいかというと、受験はやはり運が絡むということです。
自分にとって都合の良い問題、悪い問題。どちらが多く出るか、はたまた、どちらかしか出ないか。
いくら対策しても、完璧にはなりませんから、仕方のないことです。
「しっかり勉強した上で」「最後の祈りとして」神様に合格できるようお願いしましょう。(私は最近まで不敬だったので罰が当たったのかも?)

3つ目は、「焦り」
1つ目と被るけど、大きな要因だったと思うので少し語らせてもらう。

自分に焦り意識があったといえばあった(と思う、今年もそうだった)。
試験日が近づくにつれて現実逃避(ゲームだったりSNSだったりネットサーフィンだったり)をして時間を潰してしまった。同じような状況の人、日本に何人か(何人も?)いそうですな。
これは絶対アカンわ。
受験って自分の人生が全てかかってる……訳では無いが、ある程度方向が定まるもんだし、そこに向けて努力しないのは本当にダメ。何しろ結果に対しては自分が責任を負わねばならない(と思っている)。
まあ色々感化されたり言われたりしてもやらないのは分かる。(自分もそうだったので)
でも、ほんの数秒だけでいいから、自分がやるべき事をやり始めて欲しい。自分の結果に責任を持つというのはそういうことではないのか?
これは私がやらなかったこと。せめて少しだけ頑張ってみないか。やらないより、やった方が多少なりとも自分にかかっている暗雲を散らすことは出来るはずだぞ。
合格の喜びはひとしお(なはず)、頼むから君にはそれを体験してほしい。

とりあえず今日はこんなところでおしまい。
ここまで読んでくれてありがとう。
おやすみなさい。